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6月の実質賃金1・1%増、27か月ぶりプラス…給与の伸びに加え夏のボーナス増が要因

読売新聞 / 2024年8月6日 10時11分

厚生労働省

 厚生労働省は6日午前、6月の毎月勤労統計調査(速報)を発表した。物価の影響を考慮した労働者1人あたりの実質賃金は前年同月比1・1%増で、27か月ぶりにプラスに転じた。給与の伸びが続いていることに加え、夏のボーナスが増えたことが要因だ。

 名目賃金である現金給与総額は同4・5%増の49万8884円で、30か月連続で増加した。消費者物価指数も同3・3%と高い上昇率だったが、名目賃金がそれを上回って伸びて実質でプラスとなった。

 現金給与総額の中でも、賞与など「特別に支払われた給与」が同7・6%増の21万4542円と大きく伸びた。厚労省によると、昨年同月より賞与を支払った事業所が増えたことが要因とみられる。

 高水準の賃上げ回答が目立った春闘の効果も波及して、基本給などの「所定内給与」は同2・3%増の26万4859円と、29年8か月ぶりの高い伸び率となった。残業代などを含めた「きまって支給する給与」も同2・3%増の28万4342円と、これも29年6か月ぶりの伸びを記録した。

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