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伊丹空港に午後9時以降着陸の「遅延便」、22年度は過去最多…抑止策で着陸料の割り増し検討

読売新聞 / 2024年8月6日 13時45分

大阪(伊丹)空港

 大阪(伊丹)空港に午後9時までの制限時間を過ぎて着陸する「遅延便」に対して、関西エアポートが、着陸料の割増制度の導入を検討していることがわかった。2022年度には過去最多の132便に上り、対応が求められていた。

 兵庫県伊丹市役所で2日に開かれた空港周辺の10市でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協、会長=藤原保幸・伊丹市長)」の通常総会で報告があった。

 伊丹空港は騒音対策のため、運用時間は午前7時から午後9時までで、悪天候などによる遅れがあった場合、午後9時以降の離着陸を認めている。過去最多の22年度に続き、23年度は116便の遅延便があった。

 航空会社が支払う着陸料の割増制度は、遅延便を減らす方策として浮上。総会では、「抑止策として期待している」との意見が出た一方で、「割り増し分を払えば、午後9時以降も着陸できるということにならないか」との声があった。

 関西エアポートは今後、制度の詳細を検討し、10市協で具体的な説明をするとしている。

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