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あす開幕の甲子園、能登地震で自宅全壊した石川・穴水高の東野魁仁主将が入場行進の先導役

読売新聞 / 2024年8月6日 11時14分

 第106回全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルが6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であり、能登半島地震で被災した石川県立穴水高野球部の東野 魁仁 かいし主将(3年)が入場行進の先導役を務めた。

 リハーサルでは、東野主将を先頭に南から49の代表校が行進。選手宣誓する智弁和歌山(和歌山)の辻 旭陽 あさひ主将らが、7日の開会式に向けて手順を確認した。

 穴水高のある同県穴水町では、地震で26人が犠牲となり、約1700戸が全半壊した。東野主将や家族は無事だったが、自宅は全壊。避難所での生活が続き、他の野球部員3人も散り散りに避難した。東野主将は5月に仮設住宅に移った。

 同高はグラウンドに亀裂が入るなどしたが、野球部は2月に練習を再開、新入生の加入で単独出場した石川大会は1回戦で敗れたが、東野主将は適時打を放つ活躍をみせた。リハーサル後、東野主将は「甲子園の土を踏み、ここで試合をしてみたくなった。本番では能登の被災者に元気や勇気を与える堂々とした行進をしたい」と意気込んだ。

 7日の開会式は午前8時半から。日程が順調に進めば23日に決勝が行われる。

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