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五輪デビューの篠塚大登「初戦にしてはいいプレーができた」…打倒中国のキーマンに

読売新聞 / 2024年8月6日 11時34分

男子団体1回戦で豪州の選手にストレート勝ちした日本の篠塚大登(5日、パリで)=池谷美帆撮影

 パリオリンピックの卓球は、5日に行われた男子団体1回戦で、日本は豪州に3―0で勝利した。戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)が組んだダブルスから、張本智和(智和企画)、篠塚のシングルスまで、いずれもストレート勝ちの完勝だった。

 日本は1ゲームも失わず豪州に完勝した。団体戦からの出場で、この日が今大会最初の試合となった篠塚は、第1試合のダブルスと第3試合のシングルスで勝利。上々の五輪デビューとなった。

 戸上と組んだダブルスでは、強打で相手を圧倒。シングルスも第3ゲームを11―2と大差で締めくくり、「初戦にしてはいいプレーができた。あす以降もこれを続けていきたい」と手応えを語った。

 左利きで張本と同学年の20歳。高校時代からTリーグでプレーし、その時、「もっと上に行きたい」と選手としての欲が芽生えた。パリ五輪に向けた代表選考レースで張本、戸上に次ぐ3位に食い込むなど実績を残し、団体戦メンバーとして代表入りした。

 持ち味の正確性に加えて自分から攻めるプレーも増え、今大会のシングルスで銀メダルを獲得したモレガルド(スウェーデン)に6月の国際大会で勝利。「少しずつ何かつかめている」と、自信を深めて乗り込んできた。

 団体戦ではダブルスが第1試合で行われるだけに、戸上とのペアが日本の上位進出、さらには打倒中国へ大きなカギを握る。「強いボールを打てるのが戸上さんの強み。チャンスをつなげられるようにしていきたい」と役割を果たすつもりだ。(杉野謙太郎)

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