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日経平均、一時史上最大の3400円超上昇…大阪取引所ではサーキットブレーカー発動

読売新聞 / 2024年8月6日 11時44分

東京証券取引所

 6日の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価(225種)は一時、前日終値に比べて3400円超上昇した。上昇幅は、終値ベースで史上最大だった2676円55銭高(1990年10月2日)を上回った。前日に史上最大の下落幅となった反動で買い注文が殺到しており、市場の動揺は収まっていない。

 日経平均は5日の終値が前週末比4451円安となり、米株式相場の大暴落「ブラックマンデー」の影響を受けた1987年10月20日(3836円48銭安)を超えた。このため幅広い銘柄で割安感が出た。

 東証プライムに上場する約1600社のうち、一時は98%以上が値上がりした。半導体製造装置の東京エレクトロンが約19%、英半導体設計大手を傘下に持つソフトバンクグループが約14%上昇するなど、半導体関連株が先導した。

 東京外国為替市場の円相場が円安・ドル高に振れたことで、自動車や機械といった輸出関連銘柄も買われた。円相場は前日に1ドル=141円台に急騰したが、6日午前には一時、146円台まで下落した。

 先物などデリバティブ(金融派生商品)を扱う大阪取引所では6日午前、急激な変動を受け、日経平均先物やTOPIX(東証株価指数)先物の取引を一時中断する措置「サーキットブレーカー」を発動した。

 日経平均の午前の終値は2957円90銭高の3万4416円32銭だった。日経平均より幅広い銘柄で構成するTOPIXの午前の終値は207・06ポイント高い2434・21だった。

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