日経平均、終値３２１７円高の３万４６７５円…大暴落の反動で史上最大の上昇幅

東京証券取引所

　６日の東京株式市場は全面高の展開だった。日経平均株価（２２５種）の終値は、前日比３２１７円０４銭高の３万４６７５円４６銭だった。上げ幅は、史上最大だった２６７６円５５銭高（１９９０年１０月２日）を更新した。前日に史上最大の下落幅となった反動で買い注文が殺到した。

　上げ幅は一時、３４００円超に達した。日経平均は前日まで３営業日連続で下落した。５日には４４５１円安となり、下げ幅は米株式相場の大暴落「ブラックマンデー」の影響を受けた１９８７年１０月２０日（３８３６円４８銭安）を超えて史上最大だった。このため幅広い銘柄で割安感が出た。

　東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は２０７・０６ポイント高い２４３４・２１だった。上げ幅は、史上最大だった１６８・５１ポイント高（１９８７年１０月２１日）を更新した。