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ベンチには31歳で他界した藤井直伸さんの写真、戦い抜いた選手たちに「感動をありがとう」…試合後もいっしょに記念撮影

読売新聞 / 2024年8月6日 16時16分

男子準々決勝でイタリアに負け、昨年亡くなった藤井直伸さんの写真を手に記念撮影に納まる高橋健太郎〈10〉ら日本の選手たち(前列右から2人目はフィリップ・ブラン監督)(5日)=守谷遼平撮影

 5日のパリオリンピックの準々決勝でフルセットの末に敗れたバレーボール男子日本代表。ベンチには、昨年3月に胃がんのため31歳で亡くなった藤井直伸さんの写真が立てられていた。亡き仲間の思いを背負い、戦い切った選手たちに、SNSでは称賛と慰労の声が上がった。

 司令塔であるセッターとして活躍した藤井さん。2021年の東京五輪では、チームをベスト8に導く原動力となったが、22年2月にステージ4の胃がんで闘病していることを公表。23年3月10日に亡くなった。

 選手たちは、藤井さんと過ごした日々を胸に奮闘。23年10月にパリオリンピック出場を決めた際には、藤井さんのユニホームとともに写真に納まり、喜びを爆発させた。

 この日一進一退の攻防を繰り返し、「あと1点」を奪えなかった日本。試合後の写真撮影では、今大会限りで引退することとなったフィリップ・ブラン監督(64)も涙をぬぐう姿があったが、選手たちは藤井さんの写真を中央にし、笑顔で撮影に応じた。

 こうした選手たちに、SNS上では「みんな一緒に戦っていてとても強いチームだった。お疲れさまでした」「言葉にならないけど、藤井さんの功績は永遠に生き続けるよね。これからもずっと応援しています!」「藤井選手と一緒に歩んだオリンピック。感動をありがとうございます」などの書き込みが続いた。(デジタル編集部)

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