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「世界一の練習をしていたと信じたい」…2回戦で敗れたレスリング・尾崎野乃香、敗者復活戦で銅メダル挑戦

読売新聞 / 2024年8月6日 19時39分

女子68キロ級2回戦でキルギスの選手(下)と対戦する尾崎野乃香(5日)=関口寛人撮影

 パリオリンピックのレスリングは5日に行われた女子68キロ級で、尾崎野乃香(慶大)が1回戦でベネズエラ選手を下したが、2回戦で東京五輪銅メダルのメーリム・ジュマナザロワ(キルギス)に敗れ、敗者復活戦に回った。

 五輪初出場の21歳ながら、尾崎はすでに国際大会の実績が豊富だ。本気で金メダルを狙っていたが、2回戦で東京五輪銅メダルのジュマナザロワに進撃を阻まれた。

 初戦でベネズエラ選手に快勝した後、2回戦は、得意のタックルを防がれ、「自分の持ち味が封じられた」。第1ピリオドで6点をリードされる苦境から相手に食らいつき、一時は追いついたが、第2ピリオド終盤に勝ち越しを許し、「相手の選手が強かった」と敗戦を受け入れた。

 2022年は62キロ級、23年は非五輪階級の65キロ級で世界選手権を制した大器。主戦場としていた62キロ級の国内選考レースで敗れ、代表が未定だった68キロ級に階級を上げて、つかんだ五輪切符だった。

 尾崎は、悔しさをこらえて言った。「負けても、世界一の練習をしていたと信じたい」。ジュマナザロワが決勝に進んだため、敗者復活戦に回ることが決まった。銅メダルへ、全てを懸ける。(平地一紀)

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