東京「金」レスリング須崎優衣、連覇逃す…初戦で世界選手権「銅」のビネシュ・ビネシュに屈する

　パリオリンピックのレスリングは６日、女子５０キロ級が行われ、須崎優衣（キッツ）は、１回戦でビネシュ・ビネシュ（インド）に２－３で敗れ、２連覇を逃した。相手が決勝まで勝ち進めば、敗者復活戦に回ることができる。

　須崎は、第１ピリオドを１－０でリードして終えた。しかし、第２ピリオド終了間際に相手のタックルを受けて背後を取られてしまい、逆転を許して試合を終えた。

　須崎は、２０２１年の東京大会で金メダルを獲得し、２２、２３年の世界選手権を連覇している。一方、相手のビネシュ・ビネシュは、１６年のリオ大会と東京大会にも出場し、いずれも準々決勝で敗れている。また、２２年の世界選手権は３位だった。