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東京株が過去最大の上げ幅、上昇率では4番目…日経平均株価が3217円高

読売新聞 / 2024年8月6日 20時23分

 6日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前日に史上最大の下落幅を記録した反動で幅広い銘柄に買い注文が殺到した。終値は前日比3217円04銭高の3万4675円46銭。上昇幅は、バブル期に株価が最高値をつけた後、下落基調にあった中で、政府が株価浮揚策を発表した1990年10月2日の2676円55銭を上回って過去最大だった。

 より幅広い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)の終値は、207・06ポイント高い2434・21で、日経平均同様、上げ幅は過去最大だった。いずれも指数の上昇率でみると、過去4番目の大きさだ。

 取引開始直後から、買い注文が売り注文を大幅に上回り、多くの銘柄で値がつかない状況となった。株式の先物を扱う大阪取引所は5日に続き、日経平均先物の取引を一時中断する「サーキットブレーカー」の措置を発動した。

 東京外国為替市場では一時、東京市場で大方の取引を終えた前日午後5時に比べ、3円近い円安・ドル高水準にあたる1ドル=146円30銭台をつけた。円安に振れ、自動車や電機といった輸出の比率が多い銘柄の買い材料につながった。

 相場の動揺が続いている。日経平均は前日、米株式相場の大暴落「ブラックマンデー」を受けた下落幅を上回り、東証プライム市場に上場する99%の銘柄が値下がりした。6日は96%の銘柄が値上がりした。

 財務省と金融庁、日本銀行は6日午後、市場動向について幹部が意見交換する3者会合を開き、緊密に連携することを確認した。開催は、円安が加速した3月27日以来、約4か月ぶり。

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