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パラの卓球メダリスト、パリ五輪の女子団体に登場…両大会出場は史上2人目でパリパラも予定

読売新聞 / 2024年8月6日 20時27分

五輪とパラの両大会出場を果たしたブラジルのコスタアレシャンドレ(ロイター)

 卓球でパラリンピックのメダルを三つ獲得しているブルナ・コスタアレシャンドレ(ブラジル)が、5日のパリオリンピックの卓球女子団体1回戦に出場した。大会主催者によると、卓球で五輪、パラ両大会に出場したのはナタリア・パルティカ(ポーランド)に続いて史上2人目。29歳は「ここに立ててとても幸せ」と喜びをかみしめた。

 韓国との対戦で、第1試合のダブルスと第4試合のシングルスに出場。いずれも0―3で敗れ、チームも敗退したが、試合後は笑顔で写真に納まった。

 生後6か月の時に不備のあった注射による影響で血栓ができ、右腕の切断を余儀なくされた。しかし、それをハンデとは考えていない。「腕が2本ある選手と同じようにサーブも打てるし、全てのボールに手が届く」。サーブはラケットの上に乗せた球をポンと上げ、左腕を振り抜く。バランス感覚を養うため、スケートボードなども練習に取り入れているという。

 パラリンピックは2016年のリオデジャネイロ大会で2個の銅を獲得。東京大会ではシングルスの銀メダリストになった。今回の五輪での戦いは終えたが、パリパラにも出場予定で、「腕や脚が片方しかなくても、全ては可能だということを示したい」と語った。

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