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パリパラリンピック代表、名誉棄損で120万円賠償命令…「悪あがきもほどほどに」などと匿名投稿

読売新聞 / 2024年8月6日 21時0分

東京パラリンピックにも出場した重定知佳選手(2021年9月2日)

 パリ・パラリンピックのアーチェリー日本代表の重定知佳選手が匿名で行ったブログへの投稿で名誉を傷付けられたとして、パラアーチェリーの小野寺朝子選手が損害賠償を求めた訴訟があり、東京地裁は6日、重定選手に約120万円の支払いを命じる判決を言い渡した。大久保紘季裁判官は「その名を秘して投稿し、卑劣というほかなく、悪質性は相応に高い」と指摘した。

 判決によると、東京パラリンピックの代表選考中の2021年1月、小野寺選手のブログのコメント欄に匿名で、「代表入りも無理なの気づきませんか?悪あがきもほどほどに」などという投稿があった。小野寺選手側は、プロバイダー会社に発信者情報の開示を求める訴訟を起こし、発信者が重定選手であることが判明。判決でも、この書き込みが重定選手によるものだったと認定された。

 小野寺選手は判決後に開いた記者会見で、「重定選手が日本の代表としてパラリンピックに出ることはとても残念」と述べた。

 重定選手は、東京パラリンピックに出場し、女子個人リカーブで7位入賞。今夏のパリ・パラリンピックへの出場も決めている。重定選手側は控訴する方針。

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