柔道・斉藤立が帰国「４年後は引っ張っていく」と巻き返し誓う…「金」角田夏実はケーキで「人生最高」誕生日祝う

記者会見で笑顔を見せる角田夏実選手（右から２人目）ら柔道日本代表の選手たち（６日午後６時５９分、羽田空港で）＝野口哲司撮影

　パリ五輪で金３個を含む計８個のメダルを獲得した柔道日本代表の選手団が６日、羽田空港に帰国し、東京都内で記者会見を開いた。

　女子４８キロ級で金メダルを獲得し、全競技を通じて日本勢メダル第１号となった角田夏実選手（ＳＢＣ湘南美容クリニック）はこの日が３２歳の誕生日。ケーキを贈られ、「人生で一番最高の誕生日になった」と笑顔で話した。

　男子８１キロ級で連覇を達成した永瀬 貴規 （たかのり）選手（３０）（旭化成）は「自分がやってきたことを信じて畳に上がり、表現することができた」と充実の表情。一方、男子１００キロ超級でメダルを逃し、最終日の混合団体決勝でもテディ・リネール選手（３５）（仏）に連敗した斉藤 立 （たつる）選手（２２）（ＪＥＳグループ）は「４年後は引っ張っていく選手になれるよう頑張る」と巻き返しを誓っていた。