卓球男子団体、日本の篠塚大登・戸上隼輔組が第１試合をストレートで制す…台湾との準々決勝

男子団体準々決勝で台湾ペアに勝利した日本の篠塚大登（左）、戸上隼輔組（６日）＝池谷美帆撮影

　パリオリンピックは６日、卓球男子団体の準々決勝が行われ、日本は台湾と対戦している。日本は、２０１６年リオ大会の「銀」、２１年東京の大会の「銅」に続く、３大会連続のメダル獲得を目指す。（デジタル編集部）

　団体は、両チーム３人ずつがプレー。第１試合はダブルス、第２試合以降はシングルスで、先に３勝したチームが勝ち上がる。以降の試合は行われない。

　第１試合には、篠塚大登（愛知工大）、戸上隼輔（井村屋グループ）組が登場。第１ゲームは、１１－７で日本が先取した。第２ゲームは、中盤に相手に詰め寄られたが、落ち着いて得点を重ねて突き放し、１１－５で連取。第３ゲームは相手が先行する中、粘り強いラリーをものにして勢いに乗り、１１－９と接戦を制す。第１試合をストレート勝ちで決めた。

　団体の世界ランキングは日本が４位、台湾が５位と、日本が上回っている。しかし、台湾には、世界ランキング７位の林●儒や、６大会連続のオリンピック出場で、４３歳のベテラン・荘智淵を擁する強豪だ。また、林の世界ランキングは、日本と台湾の選手の中で最高位。冷静沈着なスタイルから、「サイレント・アサシン」とも呼ばれている。

※●は「均」の「土へん」が「日へん」