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不登校の子の自宅学習成果、成績に反映…文科省が省令改正へ

読売新聞 / 2024年8月7日 7時51分

文部科学省

 文部科学省は、不登校の小中学生が自宅やフリースクールなどで取り組んだ学習成果が学校の成績に反映できることを周知するため、省令を改正する方針を決めた。

 自治体が運営する教育支援センターや民間のフリースクールといった学校と連携している施設で学んでいることなどを条件とする。

 学校外で学ぶ児童生徒の成績反映について、文科省は2019年に「意義が大きい」と認める通知を出している。しかし学校現場の認知度には差があり、省令の学校教育法施行規則に明記することで定着を図る。

 教育支援センターやフリースクールは不登校の児童生徒の居場所の一つとなっている。学校のオンライン授業を同時進行で受けられたり、施設独自の授業や個別指導が行われたりしており、学校側が学習状況を定期的、継続的に把握できる。

 不登校の小中学生は増え続けており、文科省の22年度調査では過去最多の29万9048人だった。文科省は、中央教育審議会の議論を経て、今夏にも施行規則を改正する。

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