開心那がスケボーパーク「銀」、おしゃれなランで高得点…金・銅も日本ゆかりの選手

　リオリンピックは６日、スケートボード女子パーク決勝が行われ、世界ランク１位で東京「銀」の開心那（ＷＨＹＤＡＨ　ＧＲＯＵＰ）が９２・６３点で銀メダルを獲得した。１６歳の草木ひなの（スターツ）は３度ともエアの着地に失敗し６９・７６点で８位だった。

　開は１本目、随所に巧みなグラインドをまじえ、おしゃれなランを披露。いきなり高得点をマークし、トップに立った。２本目は、開、草木ともエアで着地に失敗。開は７９・７９点、草木は１７・８６点だった。３本目、２人に逆転された開は最後に登場。終盤に大技を繰り出し、得点を伸ばしたが、トップには及ばなかった。草木も得点を伸ばしたが８位のままだった。

　１位は母親が日本人のアリサ・トルー（オーストラリア）で９３・１８点。３位は宮崎県高鍋町出身のスカイ・ブラウン（イギリス）で９２・３１点。いずれも、３本目の演技で得点を伸ばした。

　おわん形のコースを４５秒間、自由に３回滑り、その中で最も高い点数で順位をつけるパーク。日本からは３人が予選に出場し、開が１位で草木が３位で、上位８人による決勝に進んだ。東京五輪「金」の四十住さくら（第一生命保険）は１０位で敗退した。