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夏の甲子園開幕、智弁和歌山の辻旭陽主将が選手宣誓「感謝を忘れず全力でプレー」

読売新聞 / 2024年8月7日 10時6分

開会式で入場行進する選手ら(7日午前、兵庫県西宮市の甲子園球場で)=枡田直也撮影

初の「2部制」、昼間避け朝夕に試合

 第106回全国高校野球選手権大会が7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。甲子園の開場から100年を迎えた節目に、49校が優勝を争う。大会は休養日を含めて17日間で、順調に進めば23日に決勝が行われる。

 開会式では、元日の能登半島地震で被災し、今も仮設住宅で暮らす穴水(石川)の東野 魁仁 かいし主将が先導役を務めた。智弁和歌山(和歌山)の辻 旭陽 あさひ主将は選手宣誓で「100年前に甲子園が誕生し、全国の球児がここでプレーすることを夢見てきました。感謝を忘れず、全力でプレーすることを誓います」と宣言した。

 大会では暑さ対策として、気温が上がる昼間を避け、朝夕に試合を行う「2部制」が初めて、今日から3日間実施される。

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