群馬県みなかみ町の民家で親子２人死傷、同じ名字を名乗る男から「人を殺した」と１１０番

　７日午前３時５０分頃、群馬県みなかみ町大沼の民家で、「人を殺した」と男から１１０番があった。駆けつけた消防隊員などが、この家に住む９０歳代の男性と５０歳代の女性が血を流した状態で倒れているのを発見した。男性は搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。女性は、搬送時に意識があったという。

　県警の発表によると、２人は親子。ともに刃物によるとみられる傷があり、県警は殺人事件として捜査している。１１０番した男は死亡した男性と同じ名字を名乗っており、県警は親族の可能性もあるとみている。