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米民主党がハリス氏を正式指名「未来に向けた戦い」、副大統領候補のウォルツ氏と激戦州を遊説へ

読売新聞 / 2024年8月7日 11時35分

6日、米ペンシルベニア州で選挙集会に臨む民主党大統領候補のハリス氏(右)と副大統領候補のウォルツ氏=ロイター

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=向井ゆう子】11月の米大統領選に向け、民主党は6日、カマラ・ハリス副大統領(59)を正式に候補に指名した。ハリス氏は1~5日のオンライン投票で99%の代議員を獲得した。ハリス氏は6日、ミネソタ州のティム・ウォルツ知事(60)を副大統領候補に選び、選挙活動を本格化させた。

 共和党の指名候補は、ドナルド・トランプ前大統領(78)と副大統領候補のJ・D・バンス上院議員(40)。民主党のバイデン大統領の選挙戦撤退に伴い、約3か月間の異例の短期決戦となる。

 ハリス、ウォルツ両氏は6日、激戦州のペンシルベニア州フィラデルフィアで集会を開いた。2人が初めて一緒に登壇すると、会場を埋めた約1万人の聴衆から大きな歓声が起きた。

 ハリス氏は演説で、人工妊娠中絶の規制強化を主張するトランプ氏を批判し、「我々は後戻りはしない。選挙戦は未来に向けた戦いだ」と述べた。自身とウォルツ氏がともに中流階級出身で指導者を目指す立場になったことに触れ、「我々は人々を打ち負かすのではなく、引き上げることを信じている」と強調した。

 ウォルツ氏も演説し、トランプ氏について「混乱と分裂をまき散らした」と批判した。

 ハリス氏とウォルツ氏は今週、ウィスコンシンやアリゾナなどの激戦州を遊説し、選挙活動を本格化させる。

◇カマラ・ハリス氏 Kamala Harris 1964年10月20日、カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大ヘイスティングス法科大学院修了。地方検事、州司法長官を経て、上院議員を務めた。女性、黒人、アジア系として初の米副大統領。

◇ティム・ウォルツ氏 Tim Walz 1964年4月6日、ネブラスカ州生まれ。シャドロン州立大卒。陸軍州兵、高校教師を経て、2007年から6期12年、ミネソタ州選出の下院議員を務めた。18年に同州知事に初当選した。

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