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「一撃必殺」のフォア連発、戸上隼輔が複と単で勝利…スウェーデン戦は「挑戦者という気持ちで」

読売新聞 / 2024年8月7日 11時47分

男子団体準々決勝の第3試合で台湾の選手に勝利した戸上隼輔(6日、パリで)=池谷美帆撮影

 パリ五輪の卓球は6日、団体の準々決勝が行われ、女子の日本はタイに3―0で快勝した。ダブルスの早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)組、シングルスの張本美和(木下グループ)と平野がすべてストレートで相手を圧倒した。8日の準決勝でドイツ―インドの勝者と対戦する。男子の日本は台湾を3―1で退け、4強入りした。ダブルスの戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組が先勝、シングルスは張本智和(智和企画)が競り負けた後、戸上、張本が連勝した。7日の準決勝でスウェーデンと対戦する。

伸び伸びとプレー

 戸上が勢いのあるプレーでチームに活力を吹き込み、日本が4強入りした。

 第2試合で張本が台湾のエースと激しく打ち合いながら2―3と敗れた後、第3試合に臨んだ。素早いフットワークを生かし、「一撃必殺」と自信を持つ強烈なフォアハンドを連発。最後は力強くバックハンドを打ち込んで相手をストレートでねじ伏せ、右腕を突き上げた。

 この日、田勢邦史監督から第1、3試合での起用を告げられ、「きょうは自分が主役だ」と燃えていた。トップバッターのダブルスも含めて2勝し、存在感を示した。張本がエース対決の第2試合で見せた高いレベルのプレーや、「自分を信じてやるだけ」という田勢監督の激励を力に、伸び伸びとプレーした。

 王国・中国が勝ち上がってくる可能性が高い決勝戦へ進むには、スウェーデンとの準決勝が最後の関門となる。戸上は「自分たちが挑戦者という気持ちを持って臨みたい」と意気込んだ。(杉野謙太郎)

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