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甲子園開幕試合の始球式に江川卓氏「18歳の気持ちに戻って」…変わらぬ豪快フォームからワンバウンド投球

読売新聞 / 2024年8月7日 12時10分

 第106回全国高校野球選手権大会が7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。甲子園の開場から100年を迎えた節目に、49校が優勝を争う。大会は休養日を含めて17日間で、順調に進めば23日に決勝が行われる。

 開会式では、元日の能登半島地震で被災し、今も仮設住宅で暮らす穴水(石川)の東野 魁仁 かいし主将が先導役を務めた。智弁和歌山(和歌山)の辻 旭陽 あさひ主将は選手宣誓で「100年前に甲子園が誕生し、全国の球児がここでプレーすることを夢見てきました。感謝を忘れず、全力でプレーすることを誓います」と宣言した。

 大会では暑さ対策として、気温が上がる昼間を避け、朝夕に試合を行う「2部制」が初めて実施される。開会式も例年より30分早い午前8時半から始まった。また、入場行進では、開会式直後の同10時からの開幕試合に登場する有田工(佐賀)は48番目、滋賀学園(滋賀)は49番目に登場。閉会後は直接ベンチに入るなど、選手の負担軽減が図られた。

 開幕試合の始球式は作新学院(栃木)のエースとして第55回大会(1973年)に出場し、プロ野球の巨人でも活躍した江川卓氏(69)が行った。振りかぶって左脚を高く上げる、現役時代をほうふつとさせるフォームを披露、投球はワンバウンドで捕手のミットに収まった。江川氏は「18歳の時の気持ちに戻って投げられた。開場100年の節目に、素晴らしい球場で投げることができてうれしい」と語った。

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