奮い立て「英明」…吹奏楽部員がトランペットでファンファーレ「攻撃に勢いつけたい」

英明の攻撃開始時にファンファーレを演奏する斎藤さん（７日、甲子園球場で）

　第１０６回全国高校野球選手権大会第１日の７日、第２試合の一塁側アルプス席では、英明の攻撃が始まると吹奏楽部員の斎藤健司さん（３年）がトランペットでファンファーレを響かせ、応援団を盛り上げた。

　ファンファーレは、３歳の頃から高校野球を見るのが好きだったという斎藤さんが中心となって発案。「野球部の攻撃に勢いをつけたい」と、今夏の香川大会の試合から奇数回を中心に演奏してきた。

　一回、斎藤さんが立ち上がってトランペットを吹き、球場にファンファーレが響き渡ったのを合図に応援を開始。「相手校にも『英明は強いぞ』という印象を与えたい」という斎藤さんの思いに応えるように、今春の選抜優勝校を相手に選手たちが躍動した。