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アマゾンが配送体制強化に250億円を追加投資…拠点増で時間短縮、「置き配」拡大も

読売新聞 / 2024年8月7日 19時52分

アマゾンのロゴ=AP

 アマゾンジャパンは7日、配送体制を強化するため、2024年中に約250億円を追加で投資すると発表した。全国に50か所以上ある配送拠点を増やして配送時間を短縮するほか、荷物を専用ロッカーや玄関先に置く「置き配」の取り組みを拡大する。

 ジャスパー・チャン社長が東京都内のイベントで明らかにした。アマゾンは物流網の構築に毎年数千億円規模を投じているが、自社の物流拠点から利用者に商品を届ける「ラストワンマイル」の効率化に重点的に取り組む。チャン氏は「配送網を拡大し、(配送時間を)さらに短縮することを目指す」と述べた。

 再配達を減らして、配達員の負担軽減につなげる置き配の利用拡大に向けて、街中での専用ロッカーを増設していく。不動産業界と連携して、オートロック付きマンションでも玄関先に置き配ができるサービスの普及を図る。

 物流業界では、人手不足で翌日配送をやめる動きが出ているが、アマゾンは配送時間を短縮して顧客基盤を拡大する戦略を描く。翌日配送の対象となる商品数の拡充や、当日配送の対象地域の拡大なども視野に入れる。

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