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正式に指名されたハリス氏とウォルツ氏がそろって遊説、「混乱と分裂」のトランプ氏を批判

読売新聞 / 2024年8月7日 21時24分

6日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで選挙集会に臨む民主党大統領候補のハリス氏(右)と副大統領候補のウォルツ氏=ロイター

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=向井ゆう子】米民主党全国委員会は6日、11月の大統領選に向けたオンライン投票で代議員の99%を獲得したカマラ・ハリス副大統領(59)を正式に候補に指名した。ハリス氏は6日、中西部ミネソタ州のティム・ウォルツ知事(60)を副大統領候補に選んだ。

 共和党の指名候補はドナルド・トランプ前大統領(78)、副大統領候補はJ・D・バンス上院議員(40)。民主、共和両党は、バイデン大統領の選挙戦撤退に伴い約3か月間の異例の短期決戦に突入した。

 ハリス氏は6日、激戦州の東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで、初めてウォルツ氏とともに集会を開いた。ハリス氏は演説で、人工妊娠中絶の規制強化を主張するトランプ氏を批判し、「我々は後戻りはしない。選挙戦は未来に向けた戦いだ」と述べた。「(共和党が強い)赤い州から(民主党が強い)青い州まで、全米のあらゆる人々に手を差し伸べる。当選後は全国民を代表して統治する」と述べた。

 ウォルツ氏も演説で「混乱と分裂をまき散らした」とトランプ氏を批判した。ハリス氏とウォルツ氏は今週、ウィスコンシンやアリゾナなど激戦州で遊説し、選挙活動を本格化させる。

 民主党は19~22日、イリノイ州シカゴで党大会を開く。ハリス氏が今回、党大会を待たずに、正式指名を受けたのは、州議会で共和党が多数派を握るオハイオ州が、候補者選定の期限を州法で8月7日までと定めたからだ。期限を延長する法案は成立したが、まだ施行されておらず、訴訟となるリスクを回避した。

 党大会では両氏が受諾指名演説を行い、政策を定めた党綱領を採択する。米メディアによると5万人の関係者が来場予定で、大統領選に向けた決起集会の位置づけとなる。

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