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「イモテラス」が供給した苗からサツマイモ…霧島酒造で芋焼酎の仕込み作業

読売新聞 / 2024年8月8日 10時8分

サツマイモを確認する従業員

 宮崎県都城市の焼酎メーカー「霧島酒造」で、今年収穫したサツマイモ「 黄金千貫 こがねせんがん」を使った焼酎の仕込み作業が始まった。今季は同社の種苗生産センター「イモテラス」から生産農家に供給された苗を使って育てられたサツマイモが初めて使用されるという。

 仕込みは2日にスタートしており、7日は同社志比田第二増設工場(都城市志比田町)で作業の様子が報道陣に公開された。従業員が洗浄されたサツマイモの病気や傷の有無を目視で確認するなどしていた。

 同工場で仕込む芋焼酎の出荷は年末年始頃に始まり、製造は来年6月頃まで続く見通し。計5工場で1日あたり約20万本(一升瓶換算)が製造されるという。

 イモテラスは焼酎の原料のサツマイモに被害をもたらす伝染病「サツマイモ 基腐 もとぐされ病」の発生を受け、同社が健全な苗の提供に向けて整備した。同社によると、サツマイモ基腐病は現在、直近数年と比べて被害が少ないといい、同社原料部の中野隆紀さんは「食卓においしい焼酎を届けたい」と話していた。

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