メダルラッシュのフェンシング代表が帰国、江村美咲「ホッとしている」…加納虹輝「これを機にメジャー競技に」

フランスから帰国した、フェンシング女子サーブル団体で銅メダルの江村美咲選手ら（７日午後、羽田空港で）＝野口哲司撮影

　パリ五輪で金２個を含む計５個のメダルを獲得したフェンシングの日本代表が７日、帰国し、羽田空港で記者会見に臨んだ。空港の到着ゲート付近には、大勢の関係者やファンらが詰めかけ、「おめでとう」と声をかけて祝福した。

　男子エペ個人で、フェンシングの個人種目では日本勢初の金メダルに輝き、団体でも銀メダルの加納 虹輝 （こうき）選手（２６）（ＪＡＬ）は「出迎えてもらい、メダルを獲得したことを実感した」と感慨に浸った。大躍進で注目度が高まっていることを受け、「まだマイナー競技だと思うので、これを機にメジャーにしていきたい」と語った。

　日本選手団の旗手も務めた江村美咲選手（２５）（立飛ホールディングス）は女子サーブルで個人戦のメダルを逃したものの、団体の銅メダルに貢献して「メダルをかけて帰ってこられてホッとしている」と話した。