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「完全に引退も考えましたが...」 バスケ主将・富樫勇樹、パリ五輪終えたばかりで揺れる思い

J-CASTニュース / 2024年8月7日 17時33分

「完全に引退も考えましたが...」 バスケ主将・富樫勇樹、パリ五輪終えたばかりで揺れる思い

日本バスケットボール協会公式インスタグラム(@japan_basketball)より

パリ五輪バスケットボール男子日本代表の富樫勇樹選手が2024年8月6日にXを更新し、パリでの写真とともに自身の今後について思いを明かした。

五輪で日本代表は予選全敗で敗退となったが、富樫選手はキャプテンとして活躍。身長167センチとバスケ日本代表選手の中でもっとも小柄ながら、最高身長222センチのフランス代表のビクター・ウェンバンヤマ選手をマークする写真は注目を集めた。

「このオリンピックが最後になる可能性」も示唆

富樫選手は「2度目のオリンピックが終わりました」と切り出し、「悔しい結果ですが、感謝の気持ちしかないです。本気でベスト8を目指しチャレンジしたチームを誇りに思います」とパリ五輪を終えての気持ちをつづった。

その後の投稿では、「これで引退ではありません。でもこのオリンピックが最後になる可能性もあります」と自身の今後について言及。

「今後の方針が決まったら監督と話し、必要としてくれるなら自分の体と相談しながらですが喜んで参加します」としつつも、「若い選手の成長も考え、経験させてあげないといけないという思いもあります」とこれから代表を支えていく後輩たちへの思いも明かした。

「もし最後になったとしても何一つ後悔はありません」

続く投稿では、「これからは今までとか少し違う気持ちにはなりますが、プロ選手としてバスケを続けている限り、少しでも日本代表に貢献できるならやっていきたいと思っています」(原文ママ)と意欲を示す一方、「今後、富樫はもういらないとみんなが思える選手がもっと出てきてくれれば喜んでテレビから日本代表を応援します」として、泣き笑いの絵文字をつけた。

さらに、「完全に引退も考えましたが(Bリーグ的には許されない)、改めてこのような経験は誰もができることではないので、必要とされるなら楽しみたいなと」と複雑な胸中を明かす。

「ですが、もし最後になったとしても何一つ後悔はありません」

そう語りながら、「こんな僕が10年間近く日本代表のユニホームを着てプレーできたことが奇跡です!ありがとう」と感謝を伝えた。

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