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レスリング藤波朱理「銀」以上確定、公式戦136連勝「明日必ず勝ちます」「注目してください」

読売新聞 / 2024年8月8日 2時55分

 パリオリンピックのレスリングは7日(日本時間8日未明)、女子53キロ級の準決勝が行われ、初出場の藤波 朱理 (あかり)(日体大)が前回東京大会銀メダルの●倩玉(中国)を破り、銀メダル以上を確定させた。公式戦136連勝。8日(日本時間9日)の決勝でルシア・ジェペス(エクアドル)と戦う。

 藤波は1回戦で米国選手と対戦。藤波が負傷で出場を辞退した2022年世界選手権の覇者だったが、フォール勝ちを収めてみせた。2回戦は同世界選手権準優勝のモンゴル選手に対しやはりフォール勝ちし、準決勝に進んでいた。

 準決勝では一礼して入場。第1ピリオド、相手の背後を取って2点を先制。さらにスピード感ある攻めで2点、終了間際にまた2点。第2ピリオドも攻勢、すぐに2点を取り、さらに2点を加えて失点は許さず。テクニカルスペリオリティー勝ちを収めた。

 試合後は「私はオリンピックチャンピオンになるために、今までやってきたので、しっかり、明日必ず勝って、金メダルを持ち帰られるように(したい)。注目してください」と力強かった。

 藤波は三重県出身。父の俊一さんや兄の影響で4歳からレスリングを始め、小学生時代から全国大会で優勝するなど頭角を現した。シニアでは21年の世界選手権で初優勝。

 公式戦では中学2年生だった2017年6月の敗戦を最後に連勝街道を走り続け、メダル獲得でパリオリンピック代表に内定する昨年9月の世界選手権(ベオグラード)も、5試合中4試合が無失点という充実ぶりで2年ぶり2度目の優勝を果たした。

 今年3月に左肘 靱帯 (じんたい)を痛めて手術を受けたが、5月にスパーリングを再開。圧倒的な強さを支える長い手足を生かした素早いタックルが武器。

 先月、都内で行われた日本選手団の壮行会では、「たくさんの応援をもらい、すごく胸が熱くなった。金メダルを取って(試合を)見てくれた人の心を動かせるようなレスリングがしたい」と抱負を語っていた。

●は、「まだれ」に「龍」

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