1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

136連勝で「銀」以上確定、レスリング藤波朱理が大切にする「お守り」

読売新聞 / 2024年8月8日 5時35分

 パリオリンピック・レスリング女子53キロ級は7日、1回戦から準決勝までが行われ、日本の藤波 朱理 (あかり)(日体大)は準決勝で前回大会銀メダルの中国選手を破り、銀メダル以上を確定させた。今年3月の左肘手術などを経て久々の試合となった藤波は「お守り」を身につけて、初めてのオリンピックに臨んだ。

 1回戦から順調に勝ち上がり、準決勝でも中国選手を寄せ付けなかった。相手は、昨年10月のアジア大会決勝でも対戦した相手。「研究しているのは分かっていたが、それを上回る練習をしている自信もあった」。序盤から着々とポイントを積み重ね、10―0のテクニカルスペリオリティー勝ちで、決勝進出を決めた。

 靱帯(じんたい)を断裂して手術した左肘には、サポーターを付けた。もちろん完全に回復し、「痛みはなく、全く心配ない」という。ただ、「けがをしてからはサポーターを付けて練習していたので、痛み予防というよりは、『お守り』みたいな感覚。これを付けて練習してきたので、これが自分のいつも通り」。マットの上では観客の大歓声に浸る余裕も見せ、初の大舞台を自然体で楽しんでいる。

 7日の3勝で、公式戦の連勝記録を136まで伸ばし、8日は金メダルをかけてエクアドル選手と戦う。「あと1試合、全てをかけてオリンピックチャンピオンになりたい」。左肘につけたお守りが新女王誕生を後押ししてくれるはずだ。(デジタル編集部 深井千弘)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください