「うどんパワーで耐え抜いた」日下尚に「香川出身らしいコシのある戦いぶり」の声

レスリング男子グレコローマンスタイル７７キロ級で金メダルを獲得し、日の丸を掲げる日下尚（７日、パリで）＝関口寛人撮影

　パリオリンピックのレスリングは７日（日本時間８日）、男子グレコローマン７７キロ級の決勝が行われ、昨年の世界選手権「銅」で初出場の 日下 (くさか) 尚 (なお)（２３）（三恵海運）が金メダルを獲得した。「うどん県」出身でうどん大好きを公言するだけに、ＳＮＳでも「うどんのコシが世界を制した」「名誉県民確定」など盛り上がりを見せた。

　香川県出身の日下。パリにもうどんを持ち込み、口にしたり、準決勝でアルメニア選手に勝った際には「うどんパワーで耐え抜いた。（相手は）うどんのない国なのに重かった」と笑いを取ったり。うどんとレスリングとの深いつながりを周囲に印象付けていた。

　Ｘ（旧ツイッター）も金メダル獲得後、うどんと結び付けた投稿で大にぎわい。「うどんのコシが世界を制した」「香川出身らしいコシのある戦いぶり。これからもうどんを食べて頑張って」「名誉県民間違いなし」といった称賛の声が相次いだ。

　日下は昨年５月、「結局うどんが最強」とＸに投稿していた。今回、自身が金メダルを獲得したことで、うどんパワーの威力を実証してみせた形だ。（デジタル編集部）