日光東照宮の「家康ガンプラ」好調、わずか１０日で３５００個完売…今月から追加販売も「品切れの際は了承を」

８月から追加販売された武者ガンダム（日光東照宮で）

　アニメ「機動戦士ガンダム」の人気にあやかり、「バンダイスピリッツ」（東京都港区）が日光東照宮と提携して製作したプラモデル「ＭＧ　１／１００　武者ガンダムＭｋ―２　徳川家康　 南蛮胴具足 （なんばんどうぐそく）Ｖｅｒ፜」の販売が好調だ。東照宮で５月に先行販売した３５００個は約１０日間で完売。今月から追加販売しているが、東照宮の担当者は「数に限りがあるため品切れの際は了承を」と話している。

　東照宮を含む「日光の社寺」が世界遺産登録２５周年になるのを記念して製作されたもの。祭神・家康が関ヶ原の戦いで着用したとされる 甲冑 （かっちゅう）・南蛮胴具足をモデルに、胸や肩には徳川家の家紋があしらわれている。価格は税込み７７００円。

　東照宮では５月２７日に境内の「 御神酒 （おみき）授与所」で販売を開始。購入を１人３個に限定したが、先行販売として入荷した３５００個がわずか１０日間ほどで売り切れた。今月３日から追加販売が始まった。担当者は「入荷数は１３８０個で数に限りがある。今回も１日で１４０個ほど売れている」と話している。