1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

1週間予定でISS滞在の飛行士2人、スターライナー不具合で帰還できず…別の宇宙船使用を検討

読売新聞 / 2024年8月8日 11時1分

国際宇宙ステーションに接続したボーイングの宇宙船「スターライナー」(7月3日撮影)=NASA提供

 【ワシントン=冨山優介】米航空宇宙局(NASA)は7日、ボーイングが開発した宇宙船「スターライナー」に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)で滞在中のNASAの宇宙飛行士2人について、別の宇宙船で地球へ帰還させることを検討していると明らかにした。スターライナーで機器トラブルが生じているためで、近く帰還の方法を決定する。

 スターライナーは6月5日に初の有人飛行試験として打ち上げられ、飛行士2人は翌日から約1週間の予定でISSでの滞在を始めた。しかし、ISS到着時に推進装置の故障が判明するなどのトラブルが多発。2か月以上たった今も原因究明が続き、飛行士の地球帰還のめども立っていない。

 NASAは7日に記者会見し、トラブルが解決しない場合、9月24日以降に打ち上げる米スペースXの宇宙船「クルードラゴン」を代替の帰還手段として使うかもしれないと説明した。

 クルードラゴンは通常4人乗りだが、飛行士2人でISSに向かい、空いた2席にスターライナーで帰還するはずだった2人を乗せて地球に戻る案などが検討されている。この場合、帰還は来年2月以降になるという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください