日経平均株価、午前の終値３万５１４８円…一時８００円超の下落

東京証券取引所

　８日の東京株式市場で、日経平均株価（２２５種）は一時、前日終値に比べて８００円超下落した。午前の終値は、５８円４８銭高の３万５１４８円１０銭だった。

　７日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値が前日比２３４・２１ドル安の３万８７６３・４５ドルとなるなど、主要株価指数がそろって下落した。ハイテク株の値下がりが目立ち、これを受けた東京市場でも、半導体関連株で売りが先行し、相場を押し下げている。一方、日経平均は７月１１日につけた史上最高値から大きく下落して割安感が出ており、買い戻しの動きも広がるなど売り買いが交錯している。

　日経平均は、５日に１９８７年の「ブラックマンデー」時を超える史上最大の下げ幅（４４５１円安）を記録し、６日に９０年の史上最大だった上げ幅を更新（３２１７円高）するなど、乱高下が続いている。