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陸上に五輪初導入の敗者復活戦、欠場の選手多く…理由は「リレーに集中」や「けが」

読売新聞 / 2024年8月8日 13時0分

男子200メートル敗者復活ラウンドで敗退した上山紘輝(6日)=三浦邦彦撮影

 柔道やレスリングではなじみ深い敗者復活戦が、今大会から陸上でも導入されている。意欲を持って臨む選手がいる一方、欠場する選手も多く、陸上になじむ仕組みかどうか、意見は分かれそうだ。(田上幸広、高木文一)

 敗者復活戦が行われるのは男女の200メートル、400メートル、800メートル、1500メートルと400メートル障害、男子110メートル障害、女子100メートル障害。従来は予選では着順とタイムで準決勝進出者を決め、進めなければ敗退だったが、欠場や途中棄権、失格を除いて全選手がもう1レース走れることになった。

 男子200メートルで敗者復活戦に回った上山紘輝(住友電工)は「勝てば準決勝に行けるチャンスがあるので、短い時間の中で出来ることをやって臨んだ」と語る。2組4着に終わり、1組4着の飯塚翔太(ミズノ)と共に敗退となった。男子110メートル障害の高山峻野(ゼンリン)は「普通のレースと変わらない」と話した。

 一方、男子400メートルの中島佑気ジョセフ(富士通)、佐藤風雅(ミズノ)、佐藤拳太郎(富士通)の3選手は、1600メートルリレーに集中するため、敗者復活戦は欠場した。日本陸連は「日本チームとして選手が実力を発揮し、より高い順位を獲得するため、チーム、コーチ、選手と話し合い、慎重に検討した結果、連盟として判断した」と説明する。

 また、男子400メートル障害の豊田兼(慶大)と筒江海斗(スポーツテクノ和広)は、けがを理由に欠場した。日本だけでなく全体を見渡しても敗者復活戦での欠場者は多い。

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