ブルペン投球行った山本由伸「９月に投げられると思う」…大谷翔平はキャッチボールで１４０キロ

　【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグのドジャースで、右肘手術からの投手復帰を目指す大谷翔平と、右肩 腱板 （けんばん）の損傷で負傷者リスト入りしている山本由伸が、それぞれ順調にリハビリを進めている。大谷は７日（日本時間８日）にキャッチボールで１４０キロを超える速球を投げ、山本は６日に故障後２度目となるブルペンでの投球練習を行った。

　山本は７日に取材に応じ、「１回目より２回目の方が感覚が良かった。思い切りボールを投げられているので、そこが一番いい」と語った。現在の直球の球速は約１５０キロで、復帰時期は「９月に投げられると思う」とした。

　チームからは「１０月に（プレーオフの）大事な試合があるから、焦らなくていい」と言われているという。２回で緊急降板した６月１５日のロイヤルズ戦を最後に、戦列を離れた山本。「いい状態でゲームに戻って、試合に集中して登板していくことがチームにプラスになる」と今後を見据えた。