明豊エース野田投手の後輩らがアルプスで声援…「大舞台で投げる姿はかっこよかった」

野田投手らに声援を送った和歌山御坊ボーイズの部員たち（兵庫県西宮市の甲子園球場で）

　第１０６回全国高校野球選手権大会第２日の第２試合に登場した明豊のアルプス席では、エース野田投手が中学時代に所属していた和歌山御坊ボーイズの選手らが先輩へエールを送った。

　チームのＯＢが数多く進学していることから、ＯＢが出場する際に応援に駆けつけている。この日は、午前６時半にバスで和歌山県を出発。選手と保護者約３０人で観戦した。

　野田投手は粘り強く投げたものの、初戦突破はならなかった。マウンドで躍動する先輩の姿に、田村 吏輝 （りつき）主将（１５）は「失敗しても励ましてくれる優しい先輩だった。大舞台で１番を背負って投げている姿はかっこよかった。甲子園に出て先輩の分まで勝ちたい」と話していた。