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男子逆転負け、決勝逃す…卓球 

読売新聞 / 2024年8月8日 15時0分

男子団体準決勝の第5試合でスウェーデンの選手に敗れ、ぼう然と立ち尽くす張本智和(左)=池谷美帆撮影

 パリ五輪の卓球は7日、男子団体の準決勝が行われ、日本はスウェーデンに2―3で逆転負けした。第1試合のダブルスで戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組が先勝、第2試合のシングルスも張本智和(智和企画)が制したが、その後、戸上、篠塚、張本が3連敗を喫した。日本は9日の3位決定戦で、中国―フランスの敗者と対戦し、3大会連続のメダル獲得を目指す。

激闘3時間半、張本落胆

 3時間半に及んだ激闘の末に、日本は逆転負けを喫した。最後はエース張本が敗れ、決勝への道を断たれた。

 2勝2敗で並んで迎えた第5試合だった。世界ランキング9位の張本は同24位のアントン・ケルベリを強く正確なプレーで圧倒し、12分で2ゲームを連取。順当に勝利を手にするかと思われた。

 しかし、そこからケルベリが長い腕を強く振り、2ゲームを奪い返す。第5ゲームは一進一退の競り合い。張本が6―8から連続得点を奪い9―8とリードするも、得意のバックハンドが続けてオーバーし、9―10に。最後は相手の打球を返せず敗れると、コートに突っ伏したまましばらく動けなかった。

 「完璧な2ゲームをした後に、ほんの少し、自分の戦術を最後まで実行できなかった。相手が捨て身できた」と張本。序盤の勢いのまま、試合を終わらせられなかったことを悔やんだ。

 3位決定戦への思いを聞かれると、「もう本当に、力は残っていないです」と、落胆の色は隠せなかった。銅メダルがかかるパリでの最後の一戦へ、仲間とともに気力を振り絞るしかない。(杉野謙太郎)

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