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セーヌ川でのオープンウォーター、給水方法に歓声…「釣り人集団」や「ラッコ」出現

読売新聞 / 2024年8月8日 18時0分

 水質が懸念されていたセーヌ川で8日に行われたパリオリンピックのオープンウォーター女子10キロで、蝦名愛梨(自衛隊)は13位だった。遠泳種目であり、川で行われたこの競技で目を引いたのが「給水」だ。2時間以上、泳ぎ続ける過酷さ。選手はどうやって水分を補給するのか。SNSでは「釣り人」「ラッコ」のワードが並んだ。(デジタル編集部)

 1周を終えて少ししたセーヌ川のある地点に、国旗がついた竿がずらりと並ぶ。その先にペットボトルがついている。その光景は、まるで「釣り人」集団だ。蝦名は泳ぎながら体を少し浮かし、竿の先にあったペットボトルを抜き取ると、クロールの状態のまま水分を補給していた。6周のレースで、周回ごとに決められたエリアで各選手の水分補給が行われた。

 そんな給水のインパクトにフランスのファンから大きな歓声が起きていた。クロールから一転、背泳ぎになって、ゆったりと水分補給をする選手も複数いた。その姿は「ラッコ」のように映り、SNSでは「給水がかわいい」の声も。ちなみに、飲み終えた選手が捨て、川に浮かんだペットボトルは係員が回収していた。

 オープンウォーター競技は、入場時に選手は飲み物が入ったペットボトルを手にしていた。「そもそも、どうやって飲むのだろう」という疑問が浮かび、「もしかして陸に上がって飲む時間帯もあるのか」と考えたりもした。ちょっとした謎は、中継を見て、わかりやすく解決された。「百聞は一見に如かず」の給水場面だった。プールで行われる競泳とは一味違う、野性味に引き込まれた。

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