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日経平均、変動幅は1100円超に半減…3日ぶり値下がり

読売新聞 / 2024年8月8日 20時9分

東京証券取引所

 8日の東京株式市場は、前日に続いて荒い値動きとなった。日経平均株価(225種)は一時、前日終値に比べて800円超下落する一方、プラスに浮上する場面もあった。終値は前日比258円47銭安の3万4831円15銭で、3日ぶりに値下がりした。

 前日の米株式相場が下落し、特にハイテク株が大きく値下がりしたことが嫌気され、半導体関連株で売りが先行した。外国為替市場で円相場が円高・ドル安に振れ、海外での収益が目減りする自動車や電機、機械といった輸出関連銘柄も売られた。

 一方、原油価格が上昇したことで、石油元売り大手などのエネルギー関連株は買われた。日経平均は7月11日につけた史上最高値(4万2224円)から7000円以上安い水準となっており、割安感が出た銘柄を買い戻す動きもみられた。

 日経平均は今週、5日に史上最大の下げ幅(4451円安)を記録し、翌6日には史上最大の上げ幅(3217円高)を約34年ぶりに更新。7日には一時、前日終値を挟んで乱高下し、変動幅は2100円超に達したが、8日は1100円超と半分ほどに縮小した。

 8日の東京外国為替市場の円相場は午後5時、前日(午後5時)と比べて84銭円高・ドル安の1ドル=145円84~87銭で大方の取引を終えた。金融市場の不安定な動きを受け、相対的にリスクが低いとされる円を買い、ドルを売る動きが優勢になった。

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