トヨタ、２４年の世界生産５０万台減の９８０万台方針…認証不正が影響

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　トヨタ自動車は、２０２４年の世界生産台数（レクサスを含む）を１月時点の計画より５０万台少ない約９８０万台とする方針を固めた。認証不正に伴う生産停止や中国での販売減少を踏まえ、部品メーカーなどの主要な取引先に計画を伝えた。

　２３年は過去最高の１００３万台だった。前年割れは４年ぶり。２４年上半期（１～６月）の生産台数は前年同期比５％減の約４６４万台と苦戦していた。子会社を含む一連の認証不正の影響で生産が減り、電気自動車（ＥＶ）への移行が進む中国での販売も落ち込んだ。

　トヨタは２４年度下半期（１０月～２５年３月）の部品の仕入れ価格を据え置く方針も主要な取引先に伝えた。据え置きは中小企業に加えて大企業も対象とする。労務費の上昇などを受け、取引先の経営に配慮する。