４００ｍリレー、日本の決勝進出をファン祝福「３年前のバトンミスのくやしさ…リベンジだあ」

パリ五輪陸上男子４００メートルリレー予選、１組のレースが終わり、並んで戦況を見つめる日本チーム（左から上山紘輝、サニブラウン・ハキーム、柳田大輝、桐生祥秀）＝ロイター

　パリオリンピックは８日、陸上の男子４００メートルリレー予選が行われ、日本（サニブラウン・ハキーム＝東レ、柳田大輝＝東洋大、桐生祥秀＝日本生命、上山紘輝＝住友電工）は３８秒０６の１組４着で９日の決勝進出を決めた。

　日本は１走のサニブラウンが好スタートを切ったが、柳田へのバトンパスがやや詰まった。それでも３走の桐生が踏ん張り、アンカー上山に４番手でつなぐと、上山が必死の走りで４着でゴールに飛び込んだ。決勝へは１組と２組の３着以内と、４着以下でタイムの上位２チームが進める。このため、予選突破できるかは、２組目の結果次第となったが、２組１着の中国のタイムが日本より遅かったため、全体４番目のタイムで決勝進出を決めた。

　Ｘ（旧ツイッター）は「予選突破おめでとうございます決勝頑張ってください」「予選通過、よかった！」「ちょっとバトンが詰まる所もあったけど、無事に決勝進出～♪」など決勝進出を祝うコメントであふれた。２０２１年東京大会決勝で１走（多田修平）から２走（山縣亮太）にバトンがつながらず途中棄権に泣いたことを踏まえ「３年前のバトンミスのくやしさ…リベンジだあ」といった投稿も見られた。

　決勝は、現地時間９日夜８時頃（日本時間１０日３時頃）に行われる。