重量挙げ鈴木梨羅、日本勢４大会連続のメダル逃す…「今までの努力じゃ足りない」

女子４９キロ級で８位に入賞した鈴木梨羅（７日）＝上甲鉄撮影

　パリオリンピックは７日、重量挙げ女子４９キロ級が行われ、鈴木梨羅（ＡＬＳＯＫ）はスナッチ８３キロ、ジャーク１０８キロを挙げ、トータル１９１キロで８位だった。

　後半のジャーク、鈴木が最終３回目に申告したのは自己記録を５キロ上回る１１７キロ。結果は失敗に終わったが、「やりきるという意味で、メダルが取れるかもしれない重量に挑戦したかった」と胸を張った。過去３大会連続メダルを獲得している日本女子では今回唯一の出場者で、重圧を一身に背負った２５歳。「次、勝ちたいと思ったら、今までの努力じゃ足りない。少し休んだら、心を入れ替えて進みたい」と決意を語った。