前回「銀」クライミング野中生萌、疲労たまって落下…「可能性ある限り五輪目指す」

　パリオリンピックは８日、スポーツクライミング女子複合準決勝のリードが行われた。東京五輪銀メダリストの野中生萌は全体９位で敗退した。

　東京五輪銀の野中は全体９位。前半ボルダーを７位で折り返したが、後半リードでは最終面に手がかかった瞬間に落下。決勝進出を逃し「早い段階で疲れてしまっていた」と悔やんだ。東京大会からの３年、苦手のリードを強化し、昨年は単種目で世界選手権決勝に進むなど成長した姿も示した。「いい挑戦だった。まだまだ伸びしろがある。狙える可能性がある限り（五輪は）目指していきたい」と誓った。