レスリング桜井つぐみ、銀メダル以上確定…吉田沙保里破った米国選手を準決勝で下す

　パリオリンピックは８日、レスリング女子５７キロ級の桜井つぐみ（育英大助手）が準決勝でアメリカ選手を破り、銀メダル以上が決まった。

　準決勝の相手は、リオ五輪５３キロ級の決勝で吉田沙保里の五輪４連覇を阻んだヘレンルイーズ・マルーリス（米）。桜井は先制されたが冷静に試合を運んだ。第１ピリオドの終了間際に逆転すると、第２ピリオドでもアンクルホールドからローリングを決めるなどして得点を重ねた。

　桜井は決勝に向けて「出し切って優勝できるようにしたい」と話した。