藤波朱理が金メダル、決勝も完勝し公式戦１３７連勝…「オリンピック最高」「レスリング最高」

　パリオリンピックのレスリングは８日、女子５３キロ級決勝で藤波朱理（日体大）がエクアドルのルシア・ジェペスと対戦。テクニカルスペリオリティー勝ちを収めて金メダルを獲得した。藤波は中学時代からの公式戦の連勝記録を１３７まで伸ばした。

　藤波はタックルで先制、第１ピリオドを６－０とリードすると、第２ピリオドも危なげなく得点を重ねた。

　優勝が決まると、藤波は父親でコーチの俊一さんと日の丸を掲げて会場内を回った。その後のインタビューでは「もう最高です。オリンピック最高。レスリング最高。今までやってきて良かったです」と、笑顔で話した。

　俊一さんに話が及ぶと「４歳から父の下でレスリングをやってきて、けんかもたくさんしたけど、一番感謝したい存在です」と話した。