威圧感の懸念あるけど、紫外線から目を守るため…愛媛で警察官のサングラス着用認める「長時間の現場対応の効率も上昇」

サングラスをかけた警察官（松山市で）

　愛媛県警はこの夏、警察官にサングラスの着用を認めた。紫外線から目を守ることなどが目的で、７月から日中のパトロール時などに希望者がかけている。

　県警警務課によると、これまでは、住民に威圧感を与える懸念などから、大半の警察官が慣習的に着用を控えていた。

　ただ、外での活動が多い部署からは使用を希望する声があり、他県警でも着用が広がっていることから、着用基準を定めた。

　交通違反の取り締まりなどの屋外での活動や、捜査車両の運転時などが対象で、夜間や室内での使用は認めない。

　地域課自動車警ら隊の井上泰地巡査長（２５）は「これまで日差しがまぶしいと感じることもあった。サングラスを着けると長時間の現場対応の効率も上昇すると思う」と話した。