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石川佳純や伊藤美誠に東京五輪では「全部、背負ってもらっていた」…平野美宇「決勝戦も自信もって戦える」

読売新聞 / 2024年8月9日 12時29分

卓球女子団体で決勝進出を決め、喜ぶ(左から)早田ひな、張本美和、平野美宇(8日)=池谷美帆撮影

 パリ五輪の卓球は、8日に行われた女子団体の準決勝で、日本はドイツを3―1で下して決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。1―1から第3試合のシングルスで平野美宇(木下グループ)、第4試合で張本美和(同)が連勝した。決勝で中国と対戦する。

 ドイツ戦の第2試合、日本女子は張本が敗れ、今大会で初めて試合を落とした。流れが相手に傾きかねない中、第3試合に登場した平野が完勝で再びチームに勢いを取り戻した。

 左右に打ち分ける鋭い打球で相手を寄せ付けず、得点を重ねる。2ゲームを連取し、第3ゲームも5―7から得点を重ねて逆転し、主導権を渡さないまま一気にストレート勝ちを収めた。

 初出場で銀メダルを獲得した前回東京五輪の団体戦は楽しく、忘れられない体験になった。その背景には、すでに2016年リオデジャネイロ五輪などで出場経験のあったチームメートの石川佳純や伊藤美誠に「背負うものを全部、背負ってもらっていた」ことがあったという。

 今大会の団体戦メンバーでは、早田ひな(日本生命)も張本も初出場。「私が唯一の2回目なので、『自分が何とか』という気持ちがある」との思いを、この日のプレーと結果で見事に示した。

 前回の経験から、今大会に向けた調整にも手応えがある。「シングルス、団体戦で、自分のプレーがすごく崩れたということが1試合もない。決勝戦も自信をもって戦える」。団体戦が導入された08年北京五輪以降、金メダルを独占してきた王国・中国に全力をぶつける。(杉野謙太郎)

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