1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

岸田首相が中央アジア訪問取りやめ、9日午後から12日まで予定…南海トラフ地震の臨時情報受け

読売新聞 / 2024年8月9日 13時41分

岸田首相

 岸田首相は9日午後、長崎市で開いた記者会見で、9日午後から12日まで予定していた中央アジアのカザフスタン、ウズベキスタンと、モンゴルの3か国訪問を取りやめると発表した。気象庁が8日に南海トラフ地震の「臨時情報(巨大地震注意)」を発表したことを受け、首相は「危機管理の最高責任者である内閣総理大臣として、念には念を入れ、少なくとも気象庁が地震の備えの再確認を呼びかけている1週間程度は国内にとどまり、政府としての対応や情報の発信に万全を期すべきであると判断した」と述べた。

 首相は「巨大地震注意」について「大きな地震の発生が続く可能性に備え、日頃から地震への備えの再確認や地震が発生したらすぐに避難するための準備を国民に呼びかけるものだ」と説明し、「事前避難を求めるものではなく、特定の期間に地震が発生することを具体的に知らせるものではないが、初めてのことで国民の不安も大きいと思う」とも語った。

 首相は9日午前、長崎原爆の日の平和祈念式典に出席するため、長崎市を訪問し、同日午後に長崎空港から政府専用機でカザフスタンに向かい、日本と中央アジア5か国による初の首脳会合に参加する予定だった。気象庁は8日夕の日向灘を震源とする地震の発生後、南海トラフ地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっているとして、8日夜に「巨大地震注意」を初めて出していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください