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高飛び込み、玉井陸斗が全体2位で準決勝進出…日本史上初のメダルへ好発進

読売新聞 / 2024年8月9日 19時44分

男子高飛び込みで準決勝進出を決めた玉井陸斗(9日)=原田拓未撮影

 パリオリンピックの飛び込みは9日、男子高飛び込みの予選が行われ、玉井陸斗(17)(JSS宝塚)は合計497・15点の全体2位で、上位18人による10日の準決勝に進出した。

 高飛び込みは高さ10メートルの台から飛び降りる種目で、男子は6種類の技を行い、その合計点で競う。

 この日の予選、玉井の1本目は67・20。首位に立った東京大会「金」の曹縁(中国)から21・20差の15位で発進。

 2本目の88・20点は3番手の高得点。合計155・40で、トップのライラン・ウィーンズ(カナダ)から13・40差の全体5位に浮上。

 3本目の90・65点はトップの数字。合計246・05点で一時全体トップに浮上。その後、オレクシー・セレダ(ウクライナ)、ウィーンズ(カナダ)に抜かれ、首位セレダから3・00点差の3位。

 4本目の82・80点は2番手。合計328・85点とし、首位曹縁から3・35点差の2位に浮上。

 5本目は76・50点で6番手。合計405・35点で首位曹縁からは13・80点差に開いた。ウィーンズ(カナダ)にも抜かれ全体3位。

 最後の6本目は91・80点で2番手の高得点。合計497・15点で首位曹縁に3・00点差に迫る全体2位となった。3位はウィーンズ(カナダ)。

 玉井は兵庫県出身。小学1年から競技を始め、前回東京大会の高飛び込みで7位に入り、この種目では日本勢21年ぶりの入賞を果たした。世界選手権では2022年のブダペスト大会で銀メダル。23年の福岡大会は決勝に進み、パリ大会代表に内定したが、大会中に腰痛を悪化させて、決勝は全6本のうち1本しか飛べずに終わった。

 今年5月にフランスで行われたパリオリンピックのテスト大会は中国の曹縁を抑えて1位。日本飛び込み勢悲願の初メダルを目指す。

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