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南海トラフ、SNSで不安あおる偽情報…総務省がXなどに適正対応を要請

読売新聞 / 2024年8月9日 23時21分

記者会見をする林官房長官(9日午前、首相官邸で)=川口正峰撮影

 今回の「臨時情報」を巡り、SNSでは不安をあおる偽情報や、不審な投稿が広がっている。総務省は9日、X(旧ツイッター)などプラットフォーム事業者4社に対し、偽・誤情報について、利用規約を踏まえて適正な対応を実施するように要請した。

 Xでは8日から、<2024年8月14日に南海トラフ地震が発生する>といった根拠のない予測が出回っている。匿名のアカウントが2018年に同様の内容を投稿していたが、臨時情報の発表を機にその投稿が拡散されたとみられる。

 読売新聞が、データ分析会社「ユーザーローカル」(東京)のSNS分析ツールを使い、「8月14日」「南海トラフ」を含むXの投稿を調べた結果、今月1~7日は0件だったが、8、9日の2日間で、推計約7万件の投稿が確認された。

 また、今回発生した地震について<政府による人工地震だ>と主張するデマや、<#地震雲>とハッシュタグをつけて、雲の画像を添付した投稿も広がっている。これらに対し、気象庁気象研究所の荒木健太郎主任研究官は8日、自身のXで<雲は地震の前兆にはなりません。雲の見た目から地震の影響等を判断するのは不可能>と投稿した。

 Xではそのほか、「地震」「臨時情報」などと検索すると、画像からアダルトサイトなどに誘導するスパム(迷惑)投稿が大量に表示されるため、関連情報が探しづらい状態となっている。

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